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小学校受験、年長からで間に合うのか問題

 年長さんの4月過ぎると、たまに質問されるのが、「今から受験の準備をして、間に合いますか(受かりますか)?」ということ。
これはYes,であり、またNo,でもあるだろう。
急に受験を決めた家庭の親御さんなら、当然の心配だ。

焦る気持ちを横に置いて、落ち着いて考えてみたい。
これは現在地(現在のお子さんの力)と目的地(受験校の難易度)と到着目標時刻(試験日程)次第。ということが言えるだろう。
例えば現在14:30で横浜に居る場合。目的地が東京で、到着目標時刻17時だとすると、今から準備しても間に合いそうだ。
ところが、目的地がイタリアのミラノということになると今日の17時に到着することは、どうあっても不可能だ。
それで「なんだ、やっぱり今からじゃ遠くに行けないや。」とガッカリするのは早計だと声を大にして言いたい。
「東京はミラノに比べて近い。」
だからと言って、それが都市として
「=東京はイタリアより魅力がない。」ということではないのだ(当たり前)。
「自分の子供に合っているかどうか(魅力)」と「現在地からの距離(難易度)」を分けて考えなければならない。
今から準備しても間に合う近距離の中で、素晴らしい場所があるかもしれないのだ。
そこに向けて!であるなら。
私たちには、まだ十分に時間があるのではないか。
ある程度の目的地(受験校候補)が決まっている方は、そこに本当に間に合う可能性がどれくらいあるのか、専門の先生に是非意見を聞いて、客観的に見て受験戦略を練って欲しいと思う。