高1の5月末、長男の交換留学が決まった。
出発は9月末ごろ、準備や費用に関しては追って連絡とのこと。
大体で良いので費用だけ教えてもらえないでしょうか???と先生に聞いてみたら「うーん多分15万ぐらいかな~」と。(安い!!)
後日連絡ね・・・と思って待っていたら7月になった。
あれ?留学行くんだよね?あの件どうなった?と思った頃、ようやく「明後日13時、お母さんたち不安なら、説明会しますので来てくださいって先生が言ってたよ」と息子から伝えられる。(これももちろん口頭、しかも子供経由 、そして明後日!(笑))
不安なら、って・・・不安しかない。
説明会の日、私を入れて3名のママが応接室に座った(日程が合わない保護者も居て、2回開催になった)。私たちが、久しぶり~とか、楽しみだね~とか話していると、担任が入ってきた。ようやくA4のペラが1枚配られる。(やっと紙が!)
そこには、15ptぐらいの大きなフォントで、費用と、航空機の指定便について(現地空港お迎えの関係で、みんなで同じ便で行く)、現地学校の名前と住所連絡先が記載されていた。
・・・あれ?費用が倍になってる・・・。
多分、全員ほぼ同時に、同じことを思ったと思う。
全員黙っているが、何か言いたい空気がそこに流れた。
そんなことはお構いなしに、先生は、持ち物や準備物、航空券の取り方など、何も見ないで話していく。
先生が思いついたものを、思いついた順にどんどん話していくスタイルだ。
私たちはメモを取った。
とうとう最後に「何か質問ありますか」の時間が来た。
「・・・・・・・・・・」
え~~~私なの??
・・・私が言うの?
分かったよ、言うよ。
「先生・・・あの、費用が倍になってるのは~・・・なんででしたっけ?」
他のママも、うんうん頷く。
「あ~、僕、レートの計算間違っちゃってて(笑)!ごめんなさい~!」
「あ・・・あ~、そうなんですね!いやいや、いいんですよ、いいんですよ全然(笑)!」
そんなこんなで会は終了した。
ママたちで「いやいや、全然払うけどさ。最初激安だと思ったもん(笑)」と話し、航空券の相談をしてから解散した。
後から聞いた話では、長期組も、料金は50万が80万になったと言う。
とは言え、先生は一生懸命やってくれているのだ。
文句を言う気持ちには全くならない。
「ちゃんとしてない」とかでクレームを言おうっていう人が出てこないのが、この学校の素晴らしい所だ。と思う。(実際出ているのかも知れないが、私は聞いたことがない)
この感じが大好きだ。本当にこの学校に入れて良かった。
色んなことを、許し、自分もまた多くを許されているのだ。
かつて日本の学校でずっとずっと、「ちゃんと」できなきゃダメだと怒られ育ってきた。
でも、ここにいると、私もこれでいいじゃないか!と思えるのだ。