先日、学校からスピーチコンテストのご案内が来たので行ってきた。
中華学院では毎年、スピーチコンテストが行われているらしい(よく分かってない)。
子供たちが言うには、中国語は毎年、英語・日本語は隔年で行われている(定かではない)とのこと。
自分の子供が出場する場合のみ親が観覧に行けるらしく、今回は、うちの子供が出るということで、初めて見に行ってみた。
子供の同級生たちも皆、輝いて見えた。大きくなったなア~と微笑ましかった。
我が家は上の子は小学生から、下の子は幼稚園からの付き合いなので、私は彼らの同級生の子たちのことも知っている。
小さな時から見てきた子たちが、こうして大きくなって、頑張っている姿を見るのはとても嬉しい。
なんだか親戚のおばちゃんの気持ちだ。
学院のあらゆるイベントの特筆すべき所は、運営が生徒の自治である点だ。
日本の学校を卒業した私は、こういった姿がとても新鮮である。
会場設営から司会進行、時間管理、マイクセッティング、会場撤収等々、生徒たちで行う。
大きな学年の子たちが総出で行うこともあるが、そこまで人数が要らない場合は有志を募るらしく、いつも素晴らしいなあと思う。
私が卒業した学校では先生がイベントを企画運営し、生徒は出るだけ。であった。そりゃ生徒は受け身になるし、やらされ感すら芽生えてしまう(私だけか)。
自分たちがイベントをやってるんだ、という当事者意識があることが素晴らしいと同時に、子供を”子ども扱い”しないでしっかり仕事を任せ、失敗したらフォローするという老師たちの姿勢に愛情を感じる。やっぱり学院に入れて良かったなあとしみじみ思う。
肝心の息子だが、何やらたいそう素晴らしいことを言っていた。皆感心していたが、8割がたウソに違いない。
・・・というぐらい盛りに盛った内容で、堂々ステージで全校生徒に向かってよくそれだけ盛れるなア、ここまで行くとすごいなア、と感心してしまった。
「ところでコンテスト出る子ってどうやって選ばれるの??」と妹が聞いてきたが、え~?先生の指名?いや、立候補かな・・・??等と言ったら「学院の誰に聞いても曖昧な答えしか返ってこない・・・」とつぶやいていた。それもまた学院あるあるかもしれない・・・。私が把握してないだけだろうか?